事業の概要
本プロジェクトは2010年3月末をもって終了いたしました。このページに掲載している内容はプロジェクト終了時点のものです。[2010年4月]
発達科学部・文学部・経済学部がアクション・リサーチ(参与観察などを組み込んだ実践的研究)によって学外の組織や団体と連携して、各学部の教育の特色を生かした「持続可能な社会づくりのための教育(ESD:Education For Sustainable Development)」カリキュラムを推進します。2008年4月から、3学部合同のサブコース「ESDコース」を開講します。
この「ESDコース」の導入は、環境・人権・福祉・国際理解・健康などの「持続可能な社会づくり」に関わる諸問題を総合的に捉えるとともに、現場の様々なステークホルダーと連携して、多様な課題解決に様々な観点から参加していく志向性を持った人材の開発を目指すものです。「環境教育(EE:Environmental Education)」や「持続可能な開発(SD:Sustainable Development)」を、「持続可能な社会づくりのための教育:ESD)」実践として発展させ、貧困、平和、正義、人権、倫理、健康問題などの幅広い観点を組み込んだ新しい教育カリキュラムをめざします。三学部が連携して、これまで各学部が個別に学外組織と連携して行ってきたアクション・リサーチを融合し、学生が自治体や企業・NPOなど地域の様々なフィールドに出て現場の人々とともに課題解決に取り組みます。
Updated: 2008/07/02 (Wed) 07:48