ぼらばんって?

*「ほんまもん」に出会える。

社会の問題と向かい合い本気で活動しているNPOが、日本全国にそして世界中にあふれています。彼らの活動に私たちも参加しない手はない! そこでぼらばんの活動に、メンバーから3~4人が群れになってさまざまなNPOの活動に参加する、【TRIP-program(トリップ・プログラム)】があります。この活動は、決して「お試し」という形で 活動参加するわけではありません。活動場所へ向かう間は、これから参加する先のNPOで何をするのか・どんなところなのか・どんな人がいるのかを、メンバー同士のコミュニケーションを通して 共有。その「構えづくり」をしたうえで、活動中は活動先NPOのメンバーとして行動しNPOの人たちと積極的に関わります。そして帰路ではまたメンバーで振り返りをします。選択自由で参加しやすいボランティア活動。でも活動自体を気楽にはしない。この姿勢によって、行くたび、新たにNPOの本気の想い・本気の活動に出会うことができます。

*広い世界を好きな順序でめぐる。

高校生も大学生も一般人も、みんなみんな、忙しい。でもいろいろしたいと思っているはず。 ぼらばんでできる活動は、領域・視点が様々。そして、ぼらばんメンバーはそれらを毎月自ら  選んで参加することができます。それはつまり、やりたいという意志を最大限に反映した活動ができるということ。ぼらばんはこのボランタリズム(自発性・主体性)を大切にする、新しいESD学習プログラムです。
(ESD;Education for Sustainable Development[持続可能な開発のための教育];地球環境の破壊・経済格差の拡大・地域社会の崩壊などの問題に対処するためには、拙速な政治的解決よりも、多くの分野[開発・平和・人権・福祉・環境など]が統合された教育・学習が重要であるという理念)

*高校生・大学生・大人がメンバー。

  ぼらばんメンバーには、高校生・大学生・大学院生・大人、と様々な世代の人がいて、メンバーのだれもが各活動の企画・参加をすることができます。年齢・立場が違っても遠慮なく自由に 協力・協議・コミュニケーションができるので、一人一人にとって限りない学びが得られます。また大学生には、高校生にとってのメンター(信頼のおける相談相手)としての存在意義も あり、高校生にとっても入りやすいコミュニティとなっています。

*活動と実体験を通して得られる気づきの場。

  ぼらばんの活動にはもうひとつ、ワークショップ・ワークキャンプなどをとおして様々な気づきを生む【HOME-program(ホーム・プログラム)】というものがあります。これは、ぼらばんメンバーの有志と、NPOのスタッフやワークショップの名人たちが企画します。具体的には、上記の邑久光明園での夏のワークキャンプ、毎月2回のお月見会(振り返り会)など。メンバーの意思があればなんでもできます。